小説「海賊とよばれた男」を読み終えました。
4年ほど前に発売されてるから、読んでる人からすれば今更って感じですかね。
なぜいま「海賊とよばれた男」なのかというと、
岡田准一主演の実写映画が間もなく公開になるから、本屋でも取り上げられてて目に止まりました。
海賊とよばれた男とは
作者:百田尚樹
発売日:2012年7月11日
発行元:講談社
ジャンル:経済ノンフィクション小説
ページ数 上巻382頁、下巻366頁
受賞歴:第10回本屋大賞
発行部数:上下巻累計400万部突破
海賊とよばれた男のモデルは実在する
主人公の国岡鐡造は出光興産創業者の出光佐三をモデルとしている。
国岡鐡造の一生と、出光興産をモデルにした国岡商店が大企業にまで成長する過程が描かれている。
国岡鐡造=出光佐三
国岡商店=出光興産
海賊とよばれた男 あらすじ
「ならん、ひとりの馘首もならん!」
異端の石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐵造は、戦争でなにもかもを失い残ったのは借金のみ。
そのうえ大手石油会社から排斥され売る油もない。
しかし国岡商店は社員ひとりたりとも解雇せず、旧海軍の残油浚いなどで糊口をしのぎながら、逞しく再生していく。
20世紀の産業を興し、人を狂わせ、戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。
その石油を武器に変えて世界と闘った男とは・・・
映画 海賊とよばれた男の詳細
公開日:2016年12月10日
上映時間:145分
配給:東宝
原作:百田尚樹
監督・脚本・VFX:山崎貴
海賊とよばれた男 キャスト
国岡 鐵造:岡田准一
国岡 ユキ:綾瀬はるか
東雲忠司:吉岡秀隆
長谷部喜雄:染谷将太
武知甲太郎:鈴木亮平
柏井耕一:野間口徹
藤本壮平:ピエール瀧
甲賀治作:小林薫
国岡万亀男:光石研
盛田 辰郎:堤真一
木田章太郎:近藤正臣
鳥川卓巳:國村隼
小説 海賊とよばれた男を読んだ感想
主人公の国岡鐡造は、真面目で頑固で筋を通す、漫画に出てくるような熱い男です。
そんな男だから、正義があると思ったらどこに対しても引きません。
権力があろうがなかろうが関係なし。
いつの間にか引き込まれて、読みながら熱くなっちゃいます。
この小説、ノンフィクションという事に驚きます。
出光興産は本当に存在しますからね。
何度も会社存続の危機を乗り越えていく国岡鐡造と社員達の結束に、読み終えるまでに4回泣きました。
冒頭を読むうちに海賊が出てこない事がわかったんで読むのやめようかと思いましたが、やめなくて良かった!笑
上下巻ある長いストーリーですが、熱くなれる読み応えのある小説でした。
実写映画もキャストが豪華で期待できます。